― 2012年4月 A ―

一澤喜久夫 画

鵯越(ひよどりごえ)の逆(さか)落し

 
 1984年  
寿永三年(元暦元年)一の谷に陣を構えた平家に対して、源氏の搦手(からめて)の大将、源義経は平家の陣の背後で馬では降りられないと思われた急坂を「義経を手本にせよ」といって降り下って奇襲したため、平家は混乱し、海上へのがれ、源氏に勝利をもたらしたという。これが「鵯越の逆落し」といわれるものである。

絵は平家物語にある「九郎義経その日の装束は赤地錦の直垂(ひたたれ)に紫濃(すそご)の鎧(よろい)着て、鍬(くわ)形打ったる甲(かぶと)の緒をしめ、黄金作(こがねづくり)の太刀をはき、切斑(きりふ)の矢を負い、滋藤(しげどう)の弓を持ち」として考証し、えがいた。
 
 ― 平家物語より ―  




















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